「ハワイか……」
始まりは主人公の父親の一言から始まるこの小説
岡田准一・堤真一W主演ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』の脚本で有名な金城一紀による半自伝的小説で98年に直木賞を受賞した作品だ。
1ページ目は以下の様に締められている。
“ここでまず断っておきたいのだけれど、これは僕の恋愛に関する物語だ。
その恋愛に、共産主義やら資本主義やら資本主義やら平和主義やら一点豪華主義やら菜食主義やら、とにかく一切の『主義』は関わってこない。念のため”
あらすじ
主人公『杉原』は日本で生まれ、日本で育った。だが他の人とは国籍だけが違っていた。
ある日、謎の少女『桜井』と出会い二人は恋に落ちていく
感想
二人を取り巻く環境で揺れ動く『杉原』『桜井』の心境がこちらにも伝わり本の世界に没入する感覚を久しぶりに覚えました。
この小説は映画化もされてます。
監督 行定勲
脚本 宮藤官九郎
主演『杉原』窪塚洋介『桜井』柴咲コウ
小説の世界の表現度がハンパない(笑)
ってのが私の感想です!
もし未読の方はこの本おススメです。
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